ロングステイ向けのマレーシア滞在ビザ「MM2H」

◎MM2Hの申請から取得までの流れ

2020年11月13日 11時17分


MM2Hを取得するためには、先にご紹介した条件を満たすことが大前提ですが、
実際にビザを取得するためにはいろいろな手続きや書類の作成が必要になります。
MM2Hビザの発給を受けるまでの主な流れは以下の通りです。
 
①書類の準備
MM2Hビザを申請するためには、マレーシア政府所定の書類をはじめ、
資産証明書、パスポートのコピー、カラー写真、戸籍謄本、無犯罪証明書、預金通帳などが必要になります。
これらの書類を揃えてMM2Hセンターに申請します。
尚、MM2Hビザの取得期間は最大で10年間ですが、この期間については
申請者がお持ちのパスポートの残存期間に合わせてあります。
そのため、たとえばパスポートの残存期間が2年しかないときには、
MM2Hビザで取得できる期間は2年になります。
 
②書類審査
MM2Hセンターに書類を送ると、そのまま書類審査が行われます。
この書類審査までの期間までには、10週間~3か月ほどかかります。
書類審査が無事に終わってMM2Hセンターから仮承認を受けるまでには、
長いと5ヶ月ほどかかることもあるので早めに準備を進めることが大切です。
 
③仮認証の発給を受ける
MM2Hセンターから仮認証を受けたときには、6か月以内に申請者自身が
マレーシアに訪れてビザを正式に取得するための手続きをします。
 
④マレーシア現地での手続き
マレーシア現地に申請者自身が渡り、マレーシアの銀行口座を開設して、健康診断、
そして医療保険に加入する手続きをします。
これらの必要書類を取得したあとに、マレーシアの移民局に行き正式に申請を進めていきます。
 
⑤ MM2Hビザの発給
提出した書類の不備がなければ、無事に申請が完了します。
移民局にMM2Hビザの申請が承認されれば、「MM2Hビザ」の取得は完了します。
マレーシアに渡ってから6か月以内に正式申請しなければならないので、
仮認証の発給を受けたあとは早めに渡航の準備をはじめておくと安心です。